サニーライフの実態とは?事件・事故や不祥事はあった?

「サニーライフ」は、全国に有料老人ホームを展開し、入居金無料や割引キャンペーンで多くの高齢者を募集しています。しかし、現場の職員に課される販売ノルマや不透明な有料サービスの提供により、入居者本人の同意が不明確なまま追加料金を請求される事例が浮かび上がっています。さらに、スタッフによる高齢入居者への暴力事件も報告され、施設の運営体制に疑問が持たれています。ここでは、サニーライフでの事故や不祥事の実態について見ていきます。

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サニーライフとは

「サニーライフ」は、川島コーポレーションが運営する有料老人ホームで、全国各地に展開しています。その特徴、費用、評判、口コミなどをここで紹介します。サニーライフは「がんばりすぎないで」というテレビCMでも知られており、人気のある施設です​。

関係者からの証言かや内部資料で有料サービス販売ノルマのリーク

有料老人ホーム「サニーライフ」では、高齢入居者への傷害致死事件に続き、新たな問題が浮上しています。本社は現場の職員に日次の販売ノルマを課し、その結果、入居者本人の同意が不明確なまま有料サービスが提供されている疑いがあります。

サニーライフを運営する川島コーポレーションは、寮やアパートの建物を利用して施設数を拡大し、現在は全国で121施設を運営しています。同社は低価格戦略を掲げ、入居金無料や割引キャンペーンで多くの入居者を募集しています。

しかし、実際の請求額は宣伝と異なり、16~17万円と言われていた月額利用料が、さまざまな有料サービスの利用により22~23万円に増額されているケースが見られました。たとえば、コーヒーや果物、追加のおかずなどが提供され、1回ごとに料金が追加されますが、代金は1か月ごとにまとめて請求されます。

参考:老人ホーム「サニーライフ」、割高なサービスを毎日、入居老人に押し売る“銭ゲバ体質”

2022年10月27日「サニーライフ川口赤井台」で生活保護住宅扶助費を詐欺疑い

川口署は28日、元老人ホーム施設長の男(61)を詐欺の疑いで再逮捕しました。男は「サニーライフ川口赤井台」の元施設長で、住所不定・無職です。彼は高齢男性を施設に入居させたように装い、川口市役所から生活保護住宅扶助費4万7700円をだまし取ったとされています。

男は「男性を引き取ったが、市役所からお金をだまし取るつもりはなかった」と容疑を否認しています。同署は、8日に高齢女性(81歳)の住宅扶助費を詐取した疑いで男を逮捕しており、その捜査中に今回の高齢男性の詐取が判明しました。男性は既往症があり入退院を繰り返していましたが、5月末に宿泊施設を転々とする中で体調が悪化し、亡くなったとされています。

2019年「サニーライフ北品川」(東京都品川区)で、入所者の男性を暴行殺害

「サニーライフ北品川」(東京都品川区)で、入所者の男性を暴行して殺害したとして、警視庁は2019年5月22日、元介護職員の男性を殺人の疑いで逮捕。

警察の捜査部によると、ある容疑者は4月3日から4日の夜勤中に施設内で高齢の男性に暴行を加え、殺害した疑いがあるとされています。被害者は5日朝、搬送先の病院で死亡しました。司法解剖の結果、肋骨が折れており、内臓損傷による出血性ショックが死因であったことが確認されました。警察は暴行の激しさから殺意があったと判断しました。

4日午前1時45分頃に容疑者が緊急通報していました。施設の運営会社によれば、被害者は3月初旬に入所しており、自力で歩くことが難しい状態だったとのことです。事件後、施設は容疑者を解雇しました。鈴木巧裁判長は「右半身まひの障害がある男性に、一方的に複数回の強い暴行を加えて死亡させた」として懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡しました。

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2016年「サニーライフ戸田公園」で死亡が確認される事件

2016年1月4日埼玉県戸田市の介護付有料老人ホーム「サニーライフ戸田公園」で入居者の女性が顔から血を流しているのが見つかり、その後死亡が確認される事件がありました。「サニーライフ戸田公園」は6階建で、居室数148室と有料老人ホームでは大規模な施設です。

このホームは、1991年に社員寮として建てられた建物を改修したもので、居室にトイレがありません。2014年7月時点の重要事項説明書によると、入居者147名のうち約3分の2にあたる98名が要介護3以上でした。排泄の介助が必要な入居者が多く、さらに夜間はスタッフの人数が限られているため、職員の負担が大きくなります。エレベーターは1基だけで、食堂も1階と4階に2か所ずつしかないため、食事のたびに上下階の移動が必要になります。系列の他のホームでは、食事後は居室に戻らず食堂で過ごすよう指導しているようです。

この施設は高層の改修物件であり、新設ホームと異なり動線が最適化されていません。開設から10年が経ち、重度の介護が必要な入居者の割合が増えたこともあり、スタッフの負担が大きい状況が事件の背景にある可能性があります。

まとめ

サニーライフでは、スタッフによる暴行事件や、同意が不明確な有料サービスの追加料金問題が報告されています。経済的な負担や運営体制の問題が、入居者とその家族にとって大きな悩みとなることが明らかです。ただし、こうした問題はサニーライフに限らず、他の高齢者施設でも起こり得るものです。入居を検討する際には、施設の運営体制やサービスの内容をしっかりと確認することが重要です。

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